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分裂病とうつ病
平成13年10月13日
分裂病では、実在するかしないか、つまり知覚において真偽か無意味かの区別が失われている。心が無意味なことに囚われていて、頭(知覚)で真偽か無意味かを考える余裕がなく、心が実在に従属していない。
うつ病では、心が知覚すなわち実在に従属するので善ではあるが、ただたんに善であるだけで自分の心を満足してはいない。自分の心に適した実在を選択しなければ快にはなれない。
心が健康であるとは、心が実在に従属しながら心が満足されている状態である。すなわち健康な心とは善かつ快であることである。

これが実在哲学だ
平成13年9月30日
知覚は実在に従属する。知覚は認識された実在である。自分に感覚できる実在が知覚にほかならない。
心が知覚に従属する。これが善である。
五感が知覚に従属する。五感の上だけにしか存在しないことは無意味になる。