平成18年 秋の登山
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1.室尾山 2.朝来山 3.金梨山〜竹田城跡 4.大路山

Part1.室尾山編

平成18年9月30日(土)
CanonPowerShotA60で撮影。

今年の夏、故郷の高知で山に登ったので、今度
は室尾山[むろおやま]に登りたいと思った。
Yahoo!の地図を見てはじめはこちらから登れる
と思ったが、来てみたら道が閉鎖されていて
登れなかった。しかたなく、山の裾野を一回り
して登山口を探してみることにした。
出石[いずし]の方へ回ってみたら、山の北側
に登山口を見つけた。舗装道路が続いている。
途中でカマキリがひなたぼっこをしていた。カマ
キリは山の上のほうまでしょっちゅう見かけた。
山の上のほうでは黒いカマキリもいた。
自転車をついてしばらく舗装道路を登っていくと、
『青年の家』みたいなところに出る。でも、これ
じゃ、看板にならないよ。
これが、『青年の家』。ひっそりしている。
これが、『炊事場』。水道をひねるとちゃんと水
が出た。でも、地元の水は不味いので飲まない
ほうがいいと思います。
どこかの小学校が遠足で来たみたいに子供たち
が作った石像が置いてあった。時計の針が正確
に1時を指していた。
これは地図の代わりになると思って撮影した。
編集モードで拡大すると細かい字までちゃんと
見えるので便利。
これは、ちょっと上のところにある『赤い屋根
の家』。ここに自転車を留めた。
ここが登山道入り口。割りと立派な歩道がある。 かなり道幅が広い。四国の山と違って尾根道を
歩くので広々として滑らか。
ジョウロウグモ。 どんぐり。
こんな杉の林を縫って登る。ビニールテープが
目印。
きのこ(食べられません。こういうのにかぎって
毒があったりする。)
ところどころにちゃんと立て札がある。 下の町が見える。なかなかいい眺めだ。ここら
辺まで登ると空気がおいしい。
出石が田舎で
車の排気ガスが少ないからだ。
鉄塔を下から見る。(前からこういう写真が撮りた
かった。)下が斜面なので撮影が難しかった。
ここは左の鉄塔の横の広場で、今回の登山で
一番見晴らしがいいところ。(室尾山山頂は周り
が樹で見晴らしがきかない。)
ここが室尾山山頂。629.7メートル。 山頂は見晴らしが悪い。
鳥の巣箱がある。 虫がいた。
麓のローソンで買ったお弁当を広げる。しそふり
かけが美味しかった。
山頂からかろうじて山の北側が見下ろせる。
いい感じの雲が出ている。晩夏を思わせる。 そろそろ下山だ。
下り坂は急斜面で、栗が多いので怖かった。 まつぼっくり。
こんな感じの急斜面。登りは楽だが、下りは
きつい。足の親指の爪がちょっと痛かった。
見事な杉林だ。
『下山』と書いた立て札の通りに下ったら、道
がわからなくなって困った。
細い横道に出会っ
てこの赤いきのこを見つけたので北の方に少し
道を登ったら、登るときに見た室尾山の立て札
を見つけてホッとした。
こんなきのこも左のきのこのすぐ近くにあった。
これが山道の目印。但馬[たじま]の山は人通り
が少ないので山道がわかりにくい。ここら辺に
ぜひ“立て札”を立ててもらいたい。
自転車で道を下ったら、蛇が日光浴をしていた。
私が近づいても動かない。私の父は蛇が怖い
が、私は蛇が怖くない。
ここが室尾山の登り口。後ろは宅地造成のため
に削られた山。
おしまい。
帰りに山の全景を撮る。麓に下りたら、身体が
軽くなった感じがした。

Part2.立雲峡〜朝来山編
平成18年10月12日(木)
CanonPowerShotA60で撮影。

山の登り方は、まずYahoo!地図で目的の山の
周囲の地形を調べて登り口を探す。
今回は立雲峡[りつうんきょう]と朝来山[あさご
やま]が目的である。私の住んでいる町は田舎
すぎて、書店へ行っても地図を売っていないの
だ。
「山であそぼっ」(^o^)/~~~ から拝借。 こうして地図をデジカメに撮れば、プリンターが
要らない。
行きがけのコスモス畑。 Yahoo!地図で見た通りに登ると、前回同様道が
閉鎖されていた。振り返ると竹田城跡。
仕方がないので、坂道を自転車をついて舗装
道路から登ることにした。
なんか、懐かしい感じ。朝倉針木のゴルフ場を
思い出した。
やっぱり、ここにもカマキリがいた。 桜並木が咲いてないけど美しい。
山道。 すぐに立雲峡駐車場に着いた。
立雲峡駐車場。 案内図。これでは、あまり役に立ちそうにない。
美しい虫がいた。 きれいな草原。
遠くに竹田城跡を望む。 竜神の滝。
大池。池には鮒[ふな]がいた。 美しい杉林。
しばらく林道を歩く。 ついに朝来山登山口を発見。







テープの目印を頼りに山の斜面をひたすら登る。 道なき道を登る。登山道と言うよりただの斜面。
ようやく道らしいところに出る。 もっと早く言ってくれよ。私は「山であそぼっ」
(^o^)/~~~を見て逆から登ってきたよ。
ここが、朝来山山頂。標識があるだけ。高さ
約750メートル。
ここからは登山道がよく整備されていて天国。
木(その1)。 木(その2)。
朝来山展望台。しかし、今日は曇っていて眺
[なが]めが悪い。
正確に位置が刻まれている。
前回登った山。 立雲峡の駐車場に自転車を駐輪したので、むさ
さびコースを選択した。この立て札がダテでない
ことを後で知ることになろうとは…。
朝来山山頂を望む(じつはどこだかはっきりし
ない)。
ここで麓のローソンで買った幕の内弁当を広げ
て昼食にした。右は愛飲の『六甲の水』。
むささびコースを多少降りてきたところ。朝来山
山頂から下るとき、栗のイガが靴の横に刺さっ
たのが左足に刺さって痛くなったが我慢した。
向こうに見えるのは通称猫耳山(本当は、金梨
山[かなしやま])。
よく整備された道だ。むささびコースのむささびの
意味は、山道が九十九折[つづらおり]になって
いることだ。
大きな葉っぱが道に落ちていた。ここを通り過
ぎた直後、私が下の道のほうに眼をやった
とき、そこに“大きな茶色い肉の塊”が急いで
走り去っていくのを目撃した。おそらく熊だ!
私は、過去に山で猪[いのしし]や雉[きじ]や蛇
[へび]を見たことがあるが、熊を見たのは今回
が初めてだ。
むささびコース第3ポイント『大岩』。むささびコー
スには、登山道入り口から展望台まで10個のポ
イントが設けられていて、それぞれにユニークな
名前が付いている。
降りてみるとちゃんと立て札があった。ここから
登れば何のことはなかった。
しかも、立雲峡へ続いている。ラッキー!
むむっ、この林は見覚えがある。 紅葉しかけの林。
やっと、立雲峡へたどり着いた。 ジョウロウグモ。あまり人の通らない山道を歩く
ときは、手ごろな棒で蜘蛛[くも]の巣を払いな
がら歩かねばならない。
絶好のポジションだが、曇って竹田城跡がよく
見えない。
『シンボルの森』を探したが、どこにあるかわから
なかった。
愛宕神社の鳥居。 ついに、駐車場に戻ってきた。
おしまい。

けっきょく、
立雲峡から朝来山へ行くには、
立雲峡の一番上にある池から
林道に沿ってしばらくまっすぐ下り
朝来山登山口入り口の立て札を
探せばよいのでした。
『楽して安全に登る』が私のモットー。
朝来山?遠景。今日は変な登り道だったので、
前回ほど楽しくはなかった。麓の道路の交通量
が多いせいか、山の空気もおいしくなかった。

Part3.金梨山〜竹田城跡編
平成18年11月5日
CanonPowerShotA60で撮影。

『神戸からの山歩き』から拝借。 金梨山[かなしやま]登山ルートが書いてある。
楽そうだ。
Yahoo!地図より金梨山付近の図。 同じくYahoo!地図より竹田城跡付近の図。
麓より見た金梨山。『デ・ジ・キャラットにょ』にも
登場。
竹田に到着。
みごとな紅葉。 金梨山登山道入り口に到着。
農道を進む。 農道を直進する。
アスファルトの終わり。 沢です。ここが難所!まちがって左へ進まない
こと。(私がやってしまった。)
倒木がたくさんあります。空気はおいしいです。 左折します。
左折します。(右の道でも行けます。) 右折します。(左の道は行き止まりでした。)
宇宙生物出現!眼が光っています。 頂上真下の大きな岩。
ここが金梨山山頂。狭いです。四畳半ぐらい
しかありません。
標高463m。お弁当を食べました。
竹田城跡。 加都[かつ]から竹田城跡へ登る。竹田小学校
の横。
登山道入り口の案内板。 よく整備された登山道だ。
これがオーブだ!(写真の上でクリックする
と拡大されます。)
右上の写真とほぼ同じ位置
から撮影。断っておくが、レンズに水滴が付着
しているのではない。
ここにも虫がいた。
登山道から見た金梨山。 登山道から見た朝来山。右は柿の木。
ここが竹田城跡。マチュピチュの遺跡? 室尾山を見る。
東を見る。アベックがいっぱいいました。 西を見る。ちょっと下に駐車場がありました。
おしまい。
金梨山は空気が美味かった。
竹田城跡は観光地なので、
家族連れやアベックが多かった。
変な塔。

Part4.大路山編
平成18年11月17日
CanonPowerShotA60で撮影。

『道がいい』らしいので大路山[おうろやま]に
登ることにした。
山であそぼっ」から地図も拝借。
念のためヤフー地図でも調べておく。 竹田城跡駐車場のすぐ下。左へ行く。
少し行くと、『宝くじ桜植栽地』の石碑がありまし
た!
朝来山も見えます。(今度の登山とは関係あり
ません。)左下にススキも見えます。
『宝くじ桜植栽地』の道路をはさんで反対側に
ある大路山への登山口。(標識も何もなく、草
ぼうぼうでわかりにくい。)
とにかく、ここまでは頑張って登って来てくださ
い。(道は特に指定しません。道が崩れてよく
わからない!)
道しるべもところどころにあります。 道はいいところはいいのですが…。
大路山が見えます。 遠くに室尾山が見えます。
『鹿避けネット』もありました。道はところどころ
倒木で遮[さえぎ]られて回り道しなければなり
ませんでした。
大倉部山?も見えます。
ようやく着きました。登り始めてから3時間も
かかりました。
ここが山頂です。麓のローソンで買った『紅鮭
和風幕の内』弁当(新発売530円)を食べまし
た。
『鹿避けネット』の道。道はいいところはいいの
ですが、途中で道がわからなくなっている所も
多いです。強引に降りていくと、とうとう道に
迷ってしまいました。(室尾山でも下りで道に
迷いました。)
おかげで、帰りは「木こりの道」を通らなければ
なりませんでした。変てこな沢みたいな汚い所
に出て、切り株のナンバーをたどりながら(やた
らに谷に降りていかないように注意しながら)高
速道路の車の音を頼りにして降りていきました。
行きは右の道でしたが、帰りは左の道でした。
(この場所から登山口までは50メートルぐらい
しかない。)私は原則的に登山道をそのまま
引き返して山を降りるようにしているのですが、
今回はいつものようには行きませんでした。
和田山町『殿』ののどかな風景。(正面にある建
物は、『おくさまは女子高生』の第11話「満天の
星の下で…」に登場した温泉旅館。)
おしまい。
大路山はマイナーな山なので
登山口の標識もなく、
途中で道がなくなっているところもあった。
途中の道しるべも最近誰かが勝手に
取り付けたようないいかげんなもので、
あまり役に立たない。
そのため、下りは完全に道に迷ってしまった。
でも、それだけのことあって、
吸い込んだ空気は抜群にうまかったし、
登山道の雰囲気も山気ありありで
“山の匂い”も嗅[か]ぐことができた。
高速道路の橋。

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